創業100周年記念サイト

ご挨拶

 この度当店は、2023年11月をもちまして創業100周年を迎えさせていただくこととなりました。
 これもお客様をはじめ大切な商品を製造下さっている酒造メーカー様、関係者様皆様のお蔭と心より感謝申し上げます。

 創業は1923年、曽祖父(宮島國一)が、商店を構えるところから始まります。
次いで祖父(貫五)が後継し、生鮮食品も扱うミニスーパーの様な形態での商売でした。
父(政雄)が1985年に現在の店舗に移転し、当時ではまだ珍しいコンビニ形態の店舗としてスタートしました。
1998年、信州長野県産の地酒専門店で展開する決意をし、2000年に店舗改装(2017年再改装)をし、現在に至ります。
当時は不安なままのスタートでしたが、「信州の地酒は美味しい上に、更にもっと美味しくなる!」を信じて参りました。
今、振り返りますと、信じてやって来て良かった!と、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 そこで創業100周年への感謝の気持ちを形にしたいと考え、お客様やお取引先様をお呼びしての『イベント事業』を考えて居りましたが、結果的には、創業100周年記念の『記念酒発売企画』と、信州地酒の魅力を更に積極的にお伝えする為の、『魅力発信企画』に至りました。

『記念酒発売企画』につきまして

 信州の酒蔵数は、全国2位ですが、女性杜氏数は、全国1位(暫定)を誇る長野県であります。
その女性杜氏が醸す作品を、全酒造メーカー様から直接取引をさせていただけているのは、全国で当店だけであると言う実績と、日本酒業界で多くの女性が活躍されている事への、更なるエールを、お客様にお届けしたいと考えました。
また女性杜氏7名の「7」は、コロナ禍や自然災害・紛争などから、平和に向かっての『(七色の)虹の架け橋』をイメージ出来、まさに100周年のテーマとしてピッタリであると自負しております。
本作のリリースにつきましては、ホームページ上の「特設サイト」でご案内させていただきます。

『信州地酒魅力発信企画』につきまして

 100周年を機に、信州地酒の更なる魅力を伝えるべく、店主自らが長野県内では3人目となる「日本酒学講師」(日本酒サービス研究会「SSI」認定資格)を取得させていただきました。
こちらは、信州地酒の素晴らしさお伝え出来る企画を、店舗とは別に展開して参る所存ですので、是非ご活用ください。
こちらも当店ホームページ上の「特設サイト」で発信して参ります。

結びに、100周年を迎えさせていただいた以降も変わらぬご愛顧、ご指導を宜しくお願い申し上げ、乱文ながら、この度の御挨拶とさせていただきます。
まことにありがとうございます。

地酒屋宮島

 ご祝儀その他のお心遣いは、慎んでご辞退申し上げます。

100周年記念商品

近日公開予定

「日本酒学講師」日本酒サービス研究会(SSI)認定資格

地酒屋の店主の他にこんな事もやってます
(信州の地酒で「何か」ございましたらご相談ください)

◎店主プロフィール

  • 「日本酒学講師」・「きき酒師」 料飲専門家団体連合会(FBO公認) 
  • 長野県おいしい信州ふーど公使(日本酒)
  • FMとうみ「はれラジ」 地酒番組パーソナリティ(2021年~)

◎地酒講義

  • 信州大学 繊維学部
  • 長野大学
  • 日本ソムリエ協会 長野支部 ほか

◎ほか

  • しなの鉄道「ろくもん」日本酒列車 監修
  • SBCラジオ 地酒コーナー 指南役(~2018)
  • 県内酒造メーカー様への商品プロモーションアドバイス

資格取得のご挨拶

(以下:当方が担当させていただいている地元ラジオ番組で発表した内容の一部を抜粋しています)

 この度、地酒屋宮島 店主が、この創業100周年をきっかけに、年齢も(当時)55歳で「なんでもGO!GO!(55)」と言うことで、この年で「資格試験」にチャレンジしたお話しと、そのご報告をさせていただきます。
 その「チャレンジ」とは、自身の仕事でもある、日本酒の資格試験へのチャレンジのお話しです。

 わたくし、この仕事を始める時に取得した資格が、「きき酒師」という日本酒資格で、料飲専門家団体連合会 通称:FBO(お酒部門:SSI)が主催する、国内で最も有名な日本酒資格でした。

 一次試験の筆記試験と二次試験の実技両方をクリアしてきき酒師としての資格がいただけるというもので、現在、国内外に約40,000人余の「きき酒師」さんがいるそうです。
 今回わたくしが目指した資格は、きき酒師の上位資格で「日本酒学講師」という、簡単に言うと、「日本酒の先生的な資格」でした。
 要は、日本酒の知識や情報を、多くの方にきちんとお伝えする資格となります。

 この資格を取りますと、「日本酒学講師」自身が日本酒セミナーを独自開催出来るようになり、ご参加いただいた方には、SSIが認める「日本酒ナビゲーター」という資格をお与えすることができるようになります。

 信州の地酒だけの専門店としましては、信州の地酒の様々なコトを、きちんとお伝えする仕事が益々重要だと考えていましたが、ここ数年チャレンジするきっかけと勇気が無かったんです。

 こんな資格をいつか取れたらイイな~!なんて遠くの理想の話しにしていました。
が、具体的に動き出したのが2023年お正月のことでした。
 2023年の11月が当店創業100周年を気にし出しており、自分自身にも起爆剤的なモノが何かないかと思っていたのがずっとありまして、お正月って何か決めるタイミングには良いな!と思いまして。
まずは意を決して、3月に開催される「日本酒学講師 研修会」に申し込みをしました。

 人様にお伝えすることの大切さや難しさは、経験してみないと分かりません。
が、地酒の魅力をしっかりとお伝えするには、やはり自分なりに更なるスキルアップが必要であると思ったからなんです。

 さてこの研修ですが、3日間に及ぶ研修で、最終日は少し早く終わりますが、3日間、朝9時から夜9時30分まで缶詰めの、ハードなモノでした。

 受講生は、30代~40代が多く、女性が半分近くいらっしゃいました。
そしてなんと四分の一程が、アメリカ・台湾・韓国・中国・オーストラリアなどからの外国の方で、「日本酒文化」が海外からは非常に高い注目を得ている事を実感しました。

 受講内容は、「日本酒学講師」は、人様にお伝えする資格ですので、専門知識以外のコトも多く学ぶ研修となりました。

 講師というだけあって、お教えするスキル、インストラクションスキルと、多くの人との交流を持つ点から、コミュニケーションスキルを、更には自身の日本酒セミナーを組み立てるので、プランニングスキルなどを3日間かけて学びました。
 具体的には、ビジネスマナー・礼儀作法(プロトコール)・ボイストレーニングなどを勉強した後、受講生や講師先生全員の前で、原稿なしでの1分間の自己アピールスピーチを行います。
 すごい人は、この1分間の中で、複数回の拍手をもらったりした方も居て、びっくりしました。

 なんとか3日間に及ぶ研修を終えますが、約2カ月後に試験があります。
 この試験が、
一次試験 筆記=講師としてのスキルを試され
二次試験 筆記=自分で計画した日本酒セミナーのプランを試され
三次試験 筆記=日本酒と本格焼酎の更なる知識を問われ
四次試験 面接(オーディション)=受講生の人数と会場の規模が想定された中で実際に「日本酒セミナー」を開く
と、かなりハードなモノでして、念入りな準備が必要なのが直ぐに分かりました。
 試験結果発表までは約1カ月待ちます。
 そして一か月後。
 試験結果発表通知が届きました。

 結果は、なんと!合格しておりました。

 後日FBOに問い合わせたところ、国内外で約500名余の「日本酒学講師」がいらっしゃり、長野県では、わたくしで3人目の認定となるそうです。
 2023年8月1日から「日本酒学講師」として認定され、地酒屋の店主の他に、もう一つのお仕事をさせていただけることとなります。
 認定書などは8月下旬に届きますので、実質的には9月からのスタートとなります。

 日本酒や地酒にご興味のある方、また飲食店様などでのスタッフへの日本酒のスキルアップなどのビジネスシーンで、是非この地酒屋宮島の「日本酒セミナー」をご活用ください。
 また「日本酒セミナー」までは受講する気持ちにはなれないけど、こんな事を聞いてみたい!と、お考えの方は、どんな些細な事でも結構ですので、遠慮なくお問い合わせください。

 お問い合わせやお申込みは、「セミナー・イベント紹介ページ」をご利用ください。

 結びに
 世の中には上には上があって、日本酒・焼酎・ワインなどの難しい資格を複数持たれて、幅広い分野で世界的にご活躍されている方がたくさんいらっしゃいますし、すごいな~と憧れる事が今でもたくさんあります。
 でも自らの立ち位置で、信州の地酒の為に、それを更によろこんでくださる方のために、この創業100周年を機に、「信州地酒の伝道師」として一生懸命頑張りたいと思います。

 多くの皆さまのお蔭で、受験する勇気ときっかけを与えてくださったことに感謝して、この度の御礼とご報告にさせていただきます。

日本酒学講師
地酒屋宮島  代表  宮島国彦

セミナー・イベント紹介

◎告知(地酒イベント紹介)

東京駅前の発信拠点の新施設 東京ミッドタウン八重洲 にて、11月18日(土)12時~18時まで
長野県産の日本酒とワインを同時に同会場で試飲出来る初のイベントを開催します。(主催:長野県小売酒販組合連合会)
日本酒とワインの出品数は、県産試飲イベントでは最大規模となります。
「日本酒学講師」となって、初めてこちらのイベントコーディネートを担当します。

詳しくは近日中にこちらのサイトでも公開します。

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